名鉄路面電車の旅 (part2)



 尻毛(しっけ)駅に着きました。
変わった駅名ですよね?
 再び、忠節駅に着きました。
 ここから、路面区間に入ります。
 ここが、線路から路面区間へ変わる分岐点です。

 普通線路区間では、時速70km近くで走行しておりましたが、ここ路面区間からは、最高速は時速40kmに変わります。
 列車は、長良川にかかる、忠節橋を走行中です。
このように、車が追い越していくので、危ない危ない…
 終点の新岐阜駅前駅に着きました。
 以前は、これより一駅先にある、JR岐阜駅前まで、走っていたのですが、廃線になってしまったようです。
 ここから、各務ヶ原(かがみがはら)線に乗車します。
 …と隣のホームには、路面電車の美濃町線のホームがあります。
 お、何か変わった車両が停まっていますね。
 こちら、名鉄の路面電車で最新型の車両ですね。
 この画像は、田神(たがみ)駅を出たところの画像です。

 このホームは、路面電車のホームです。 そう、新岐阜〜田神間は、路面電車も共用している区間なのです。
 各務ヶ原線に乗って、新鵜沼(しんうぬま)駅に着きました。

 ここから、内海行きの特急に乗ることにしました。 パノラマスーパーに乗ります。
 今回は、展望室の方に座ることにしました。
 この座席、後ろのほうが徐々に座高が高くなっていくんですよ。
 そして、こちら。 これは、廃線跡です。
 何の廃線跡か、って? それは、JR線へ乗り入れる特急「北アルプス号」が、高山本線へ乗り入れるための線路なんです。

 しかし、すでに、北アルプス号は廃止になったので、廃線となったのです。
 定刻に内海行きの特急は発車しました。
 すぐに木曽川を渡る、犬山橋を渡ります。
 これが木曽川です。
 このあたりに来ると、川幅も狭くなってきております。 
 こちらは、上小田井(かみおたい)駅付近です。

 この画像は、地下鉄線が分岐していき、トンネルへ向かうところです。
ちなみに、上の高架橋は、城北(じょうほく)線です。
 そして、こちらは、大江(おおえ)駅を通過中に撮ったものです。
 これ、リニアモータカーです。愛知万博でこれに似たようなのが走るらしいです。
 約1時間半ほどの快適な旅が終わり、内海駅が近づいてきました。
 内海(うつみ)駅に到着しました。

 相変わらず、周りには何も無く、寂しい駅でした。 
 駅を出ると、イルカの像がありました。 やはり、海の町です。
 これが内海駅の現実です。
 どこの店もすべてシャッターが閉まっており、寂しかったです。

 この後、シャッターが閉まっていた中で、唯一開いていた喫茶店で時間を潰し、名古屋へ戻ってきました。
 名鉄にも路面電車があるというのがこれで、お分かりになられたでしょうか?

 でも、名鉄はあちこちで路線を廃止にしており、私鉄で近鉄に次いで第二位の路線距離を持っていたのですが、廃線のため、今まで第三位であった東武鉄道に二位の座を奪われ、三位へと転落してしまいました。
今回、路面電車区間に乗って、やはり、鉄道はそう簡単に消してはいけない…と痛感しました。




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